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福祉の担い手不足が深刻。民生委員・保護司

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皆様、こんにちは、松浪武久です。

昨年冬、大阪府内で新たに民生委員・児童委員が厚生労働省から委嘱されました(任期3年)。各地域ごとに、社会福祉が必要な人の立場に立って相談に応じ、必要な援助を行い、「児童委員」を兼ねます(無報酬)。私も府議会代表の一員として、審査に立ちあわせて頂きました。

活動内容は、高齢者・障がい者世帯の見守り、行政からの要請に基づく調査協力、子ども達の安全を守る活動、生き生きサロン・子育てサロン等の運営協力など非常に幅広く、地域の福祉を支えて下さっています。

しかし、各委員の負担が重いため、全国的にも泉州地域でも定員不足です。定年は75歳ですが、40歳台、50歳台が少なく高齢化が進んでいます。

また、保護司。保護観察処分を受けた少年、仮出所者、保護観察付きの執行猶予者などの立ち直りを援助する非常勤国家公務員(無報酬)です。一般刑法犯の再犯率は40%という現状で、再犯防止という非常に重要な役割を担っています。けれども、75歳定年なのに、平均65歳。このままでは10年後には半減する可能性があります。

高齢化がますます進む中、国・府・自治体が協力し合いながら、保護司・民生委員とも、一人当たりの負担を減らす法、対価支払の検討など、人材確保策を改善していく必要があります。大阪府では昨秋に、6自治体と3大学の協力で、大学生対象に民生委員の体験型インターンシップを行いました。わずかな一歩ですが、さらに前に進めるよう要望してまいります。

H29.1記)

 

※ご意見は、松浪武久事務所(泉佐野市上町1-4-18

TEL.072-462-0255)へ